中小企業診断士とは?

中小企業といわれる会社の経営課題に対応する為のアドバイスやサポートをおこなうプロです。
現状での会社の状態を分析し、会社が成長するために必要な専門的知識を元に、
さらに飛躍するためにはどういった戦略をとればいいのか…そういったアドバイスを主な業務とします。
具体的な経営計画を立てて実行し、その後の経営環境の変化を踏まえた支援をしていきます。
企業と行政、金融機関との重要なパイプ役にもなりますので、知識はもちろん活動、実行できる能力もなくてはならないのです。

 

会社の運命を左右するような仕事ですから、一定のレベルにある人でしか中小企業診断士として登録することができません。
ですから、中小企業診断士は国家資格の一つとされており、「中小企業支援法」第11条に基づいて経済産業大臣が登録します。そんな中小企業基本法において中小企業診断士は、経営資源を確保するための業務をおこなうもの…つまりはコンサルタントとも呼ばれています。

 

中小企業診断士になるには、協会が実施する試験…つまりは1次試験に合格しなくてはいけません。第1次試験では、経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理(オペレーション・マネジメント)、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策の7科目から出題されます。第1次試験を合格すると、今度は2つの選択から中小企業診断士を目指すものとなります。

 

一つが、2次試験で合格すること。第2次試験では、中小企業の診断及び助言に関する実務の事例T〜Wの4科目における筆記試験と、
口述試験がおこなわれます。合格すると実務補修を受けるか、実際の実務に従事するかのどちらかを選びます。どっちを選ぶにしろ、実施期間は15日間以上となっています。もう一つが、中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了することです。これらを終了して、やっと中小企業診断士として登録される事となるのです。


中小企業診断士の年収

中小企業診断士の年収は、その人が1,000万円以上の人もいれば500万円以下の人もいる、非常に人によって差があるものとなっています。
比較的ニーズが高いので、儲かりやすい職業となっているのですが、それをうまく生かせないと意味がない…といったシビアな側面もあるのです。

 

1,000万以上の高収入を得ている人というのは、公認会計士や税理士といった、中小企業診断士の仕事に関係している別の資格を持っていることも。500万から1,000万円といった年収を得ている人は、金融機関などに勤めていることも。上場企業の管理職ともなれば、年収は700万〜800万円といったものになります。そうでなくても、きちんとした会社で中小企業診断士として確かな地位を築いているのでしょう。そして、500万以下となってしまう人の多くは、まだ中小企業診断士として駆け出しの若い人。または独立したばかりの人や定年後に趣味に近い間隔でやっている人がほとんどなのです。