仕事探しはお給料と地域のセットでみる

仕事を探しているときに、一番に重視してみるのが「給与欄」です。「この月収ならありだけど、これはちょっと…」とか「年棒制でこれはなぁ…」なんて、ついつい給与欄だけでその良しあしを判断してしまう事もないでしょう。でも、お給料は職種だけでなく、勤務地によっても左右されるもの。お給料と勤務地のセットで考えてみるようにしましょう。

 

例えば、東京での仕事が年収600万円で、福岡での仕事が年収450万だったとします。年収だけを比べるとかなりの差があることになりますが、東京と福岡のそれぞれの家賃を比べてみると、これまた圧倒的に東京の方が高いものとなっています。そうすると、あまり変わらないような…。

 

ちなみに、物価水準といったものでみてみると、両者を比べやすくなります。全国平均水準を100としてみると、東京は100をちょっと超えるものとなっており、福岡は100以下。その差は10%ほどになるといった結果が出ているのです。それは、年間に消費する金額の差ともいえます。

 

物価指数だけでなく、地域性からもかかるお金がだいぶ変わってきます。東京の一等地に住んでしまうと、家賃が高いだけでなく教育費もやたらとかかるようになり、習い事をするにも有名なところしかなくお金がかかる…なんてことも。食費にかかるお金にも差が出るでしょう。都心のレストランともなると結構なお値段がするものです。

 

こうしたことからも、お給料の金額だけで決めてしまうのはちょっと問題ありともいえます。お給料は高い事に越した事はありませんが、それが物価の高い地域だと消費にもお金がかかるようになります。どの地域で、どのくらいのお給料ならばゆとりある生活が送れるのか…自分のライフスタイルも考えて検討するといいでしょう。


豊かな生活を送れるのは…どこの県?

地域によって変わるお給料と物価指数。家賃と貯金でみてみましょう。

 

家賃が一番高い地域となるのが、やはり東京です。平均収入は高いですが、生活にかかる物価指数もそうとうな高さとなっています。特に家賃の高さは他の地域の軽く2倍になることもあり…お給料が低いと、家賃だけで残りのお金が少なくなってしまうことも。

 

では、東京では貯金はできないのか…というと、そうでもありません。なんと、物価指数や家賃が高いのにも関らず、貯金ができるのが東京や大阪なのです。物価が高いというのは質が良いものも多く、それが無駄にお金を使わないスキルを育てると同時に、お金を増やすことに長けるようにもなっているのです。

 

とはいえ、貯金がしやすいといっても、それがリッチな暮らしにつながるとはいえません。平均年収と物価指数から比べてみると、東京よりも愛知県や福岡県、そして沖縄県の方が豊かな暮らしをしやすいものとなっているのです。

 

愛知県の平均年収は550万前後と、この数字は大阪を上回るものとなっています。物価指数は全国では10位ぐらいで、求人倍数も比較的高いので、都心よりも就職率は良いものと言えます。福岡は物価指数や家賃相場がとても低く、各主要都市へのアクセスも抜群です。沖縄は物価が格段に安く、リゾート生活を夢みる人には最適。海をみて、おいしいご飯を食べて、ゆったりとした時間の中で過ごせるとして、人気も高い県なのです。